行間をよむ

名前に価値があるのではない。言葉に価値があるのではない。

バカなふりするほうがバカ。

今日ふと思い出したことがあるんだけど、ちょっと聞いてくれますか。

ドラマ「アラサーちゃん無修正」で

女「私と付き合おうよ。」

男「やだよ。だってお前、バカじゃん。」

女「男がバカな女が好きだからバカなフリしてるだけで、私から言わせるとそれにダマされる男がバカ(怒)」

男「でもお前ってバカな女を好きっていうバカな男の気ばっかり引いてるじゃん、それってバカじゃん。 

というワンシーンがあるんだけど、そのセリフ(『でもお前って、バカな女を好きっていうバカな男の気ばっかり引いてるじゃん、それってバカじゃん』)を聞いた時まるで頭をガツンと殴られたかのような衝撃が走ったんだよ。

「確かに…!まさにその通りだ。」と思ったんだ。

こうすれば喜ぶんでしょ?とバカなフリしてるくせに、いざ寄ってきたら寄ってきたで相手をバカにする。でも結局のところ、いちばんバカなのはそんなことしてる自分自身なのだ。
恐ろしいことに、最初はバカなふりだったとしても気づかないうちにだんだんとバカに染まっていってしまう。本末転倒である。あぁ、なんてバカバカしいんだろう。

「誰かに好かれたい」とホントの自分を隠して偽りの仮面を被った”わたし”が誰かに好かれたって人気者になったって、嬉しいという感情はあくまで一時的なものでしかない。次第に苦しくなっていってしまうのがオチ。

偽りの自分をいかにうまく演じることが出来たとしても、最後に残るのは虚しさだけ。 

刹那的で抗いがたい寂しさを満たしたいばっかりについ道を踏み外してしまったせいで起こった悲劇。だけど結局そうするでしか寄ってこないような人たちというのは、そもそも私の人生という舞台に必要なキャストではなかったのだ。

 

私の人生の主役はいつだって”わたし”なのである。