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行間をよむ

名前に価値があるのではない。言葉に価値があるのではない。

過去は変えられるのかもしれない

風の噂で、元彼がもうすぐ遠くへ引っ越すらしいと聞いた。

 

私はあまり地元に帰ってこないし、この機会を逃してしまえば、彼としばらく会えなくなるなー、なら会えるうちに会っとこ!てことで昨日、御飯を食べにいってきました。その話をしようと思うんだ。その前に、付き合ってた頃の話をちょっとだけ。

 

彼と付き合っていたのは3年前、期間は1年とちょっとぐらいかな。
その頃の私は、自分の殻にすっぽり閉じこもり、誰にも弱みをみせまいと必死に生きていた。それは当時付き合っていた彼に対しても同じで、素直に甘えることも弱音を吐くこともできなかったし、喧嘩さえしなかった。感情をぶつけないから、そもそも喧嘩にならないってゆーね。

そんな調子だからか、最初は好きだったはずなのに、だんだんと彼に対する自分の気持ちが分からなくなっていった。

 

形は違えど彼もまた私と同様、不安定な人だった。今思えば結構依存されてた、んだと思う。だけど最初はそれが、うれしかった。当時の私は愛情に餓えていたし、彼に頼られ、必要とされ、愛されることでなんとか自分を保つことができていたんじゃないかと思う。

だけど、そんなことを続けているとだんだん辛くなっていくのは当然で。だって彼が好きな私は、私であって私ではない。


愛されていても孤独だった。

 

どうして、私はあなたのことをこんなに理解してあげてるのに、私のことは分かってくれないの?こんなに辛いのになんで気づいてくれないの? 

 

甘えてくる彼が、弱音を素直に吐ける彼が、羨ましくて、妬ましかった。私は自分のことでせいいっぱいで、彼のことを考える余裕なんて、もう残ってなかった。


別れを切り出したのは私のほう。


別れてしまえば、当然ながら彼と会う機会はめったになくなり、その後私は上京したから、彼と面と向かってしっかり話をするのは、ほんとに別れたとき以来って感じだった。
別に揉めたわけでもないけど、問題が解決してないまま別れたっていう思いあったから、どこかで気になってはいたのです。彼を助けてあげることもできなかったし、今どうしてんのかなとか、自分もあの時よりは成長したつもりだしその報告とかもしたいなとか、会う前はいろいろ考えてた。けど、久しぶりにあってみると、まるであの時に戻ったみたいな、そんな感覚で。懐かしいあの感じ。まるで昨日も話したばかりのようでした。

 

だけど、やっぱりあれから月日は流れていて。もちろん以前の彼は、もうそこにはいなかった。もう後ろを振り向く必要はなくなったみたい。ひとりで前を見て、歩けるようになっていた。昔みたいに悩むこともあまりなくなった、と聞いて、すっげー!めっちゃ成長してやん!ってなったわ。ちょっと安心した。


今思ってること、思ってたこと、あの時言えなかったこと、いっぱい話した。彼は黙って聞いてくれて、ぜんぶ受けとめてくれた。あの頃は完璧な自分じゃないと認めてもらえない愛してもらえない、と思っていたけれど、全然そんなことなかった。ほんとは、どんな自分でもよかったんだ。


勝手に自分で自分の首を締めていただけ、という事実。なんだか嬉しいような、悲しいような、、、

 

思い返せば、彼は彼なりに、いつだって私のことを理解しようとしてくれていた。それを拒んだのは私のほう。あんなに求めてたものが、ホントはこんなに近くにあっただなんて。皮肉なもんだ、灯台もと暗しとはまさにこのこと。

 

なんだか、「ごめんね」と「ありがとう」がいっぱいになって泣きそうだった。

 

「あの時の君も今の君もどっちもすきだよ」だなんて、ほんと私は恵まれていた(いる)な、と今更気づいたよ。遅すぎですよねー、ほんとすいまてん。。。



「僕は凄い幸せだったよ」


その言葉に救われた気がした。

泣きそうだったのは内緒です。


過去は変えられるなんてウソだ!とずっと思ってたけれど、それはもしかしたらホントなのかもしれない、と思ったとか、思わなかったとか。

結論!ほんの少しながら、わたくし成長した

 、、、気がする!以上!アヤンヌでしたっ